ケーブルカー

これは筑波山の頂上に向かうケーブルカーです。
線路沿いを往く登山道-御幸ヶ原コース-の途中に少し開けた場所があり
そこがケーブルカーのビューポイントになっています。

見難いですが、撮影した場所の近くは二車線になっていて
ケーブルカーが走っているところは一車線になっているのが分かります。
進行方向(標高の高い方)に目を向けても、少し先で一車線になっています。
二車線の区間長さはおよ50Mほどにすぎません。線路の全長は1.6kmほどのようです。

これはケーブルカーのケーブルの走行を補助する滑車です。
ケーブルの太さは4〜50mmくらいでしょうか。

このケーブルカーは一車線の線路が基本ですが、輸送量を増やすため
2ラインで稼働しています。片方が登っている間は、もう一方は
下っています。そして長い線路の合間のこの二車線区間ですれ違うのです。

正確に言うと、赤と緑の二台のケーブルカーはそれぞれ一本のケーブルで
つながっているようです。そして頂上の駅にある滑車を使って、いったり
きたりしているようです。単線釣瓶式というらしいですが漢字だと
むしろイメージしやすいかもしれません。

ケーブルカーが二車線のどちらを走るかは車輪のかたちで決まって
くるみたいです。片側の車輪は平らでレールの上に乗っかっているだけなのに
対して、もう一方はレールを挟むような形になっていて、そちらがわに
従って走行するようになっているんですね。

すれ違う姿はとても印象的でした!