房総の中心

千葉県房総の中心くらいです。

牧草を運ぶコンベヤーベルトが傷んでしまったので
ベルトのエンドレス工事です。
ベルト交換の職人さんに来ていただき、その立会です。

午前中に作業のほとんどを終了出来て、天気も崩れず幸運でした。

試運転したのち、ユーザーのご担当者に牧場の案内をしていただきました。
20以上の牧草地を順々に放牧していくそうです。

コンベヤーで運ばれた干草(細かいもの)はブロアで飛ばされて
サイロに入っていきます。高さ15Mくらい?の円筒状の大きな容器です。
そこで草を発酵させると牛にとっておいしくなるそうです。
サイロというのはただ貯蔵しておくという以外にそういう役割もあったんですね。

ただ、最近は実用としてはあまり使われていないようです。
牧場に行くとラップで巻かれた?草が置いてあると思いますが
アレがサイロの代替になっているそうです。ですので
敢えてサイロを使ってというのはもうそんなにしないそうです。
しいて言えば牧場のイメージ作りとか看板用とかということでした。


それから見晴しのよい展望地(といっても標高200Mくらい)
に連れて行っていただき小ぶりな山並みを眺めました。
県内のベスト展望100景的なものにも選ばれているそうです。
(市内で2つのみということなので、ありがたみが湧いてきます。)

午後からあいにくガスが出てしまい通常見れるという富士山は見れませんでした。
しかしひんやりとした自然の空気をいっぱい吸えたので幸運でした。
自然の中に居ると自分の中にエネルギーが蓄えられていくような気がします。

その他にも、牛糞を乾燥させる工程(ビニールハウス内)なども
見れてよかったなと思いました。なかなか見れませんので。

職人さんも意外に詳しいので話をすると、以前無農薬の野菜を
自分で作っていたそうです。
何でもビールのおつまみの枝豆を作るためというお話でした。
今は手間の関係でもうやっていないという事でした。

自然の中で過ごすことの良さを再発見出来た一日でした。