八月初旬に納入した製品のユーザー殿は、お花を扱っている。
5年前に創業されて、その時からのご縁で今回はそのリピート
となる製品だ。

リピートというのはその製品の内容や価格が認められた
ということが暗黙として含まれるので、とてもうれしく
やりがいのある仕事となる。
そしてもちろんユーザー殿は、規模を順調に伸ばしているから
こそのリピートの依頼ということで、双方好ましい状況だ。

自分と同年代の社長さんは、どんどん突き進んでいくまさに
創業者タイプ。反対に姉さん女房の奥さんは、取りこぼしを
しっかりフォロウしていくタイプだ。

今回はトラブルがいくつか重なり、あろうことか少し納期に
遅れてしまう。また現地での試運転でもいくつか問題点がでた。
なんとかそれらもクリア出来て、検収をいただいた。
奥さんから「ひとつ持ってく?」と声をかけられて持って
帰ってきた菊の花は100本くらい。
それをまたご近所の人にもらっていただく。
以前の納品時にはヒぺリカムという赤い実のなる花をもらったが、
ご近所にもらっていただくと、大変喜んでもらった記憶がある。

社長さんの頭の中には、次の手次の手がイメージされていて
お話を聞いているととても感心させられる。
また、人はお互いに無いものを補い合って生きている
ということをあらためて知ることが出来て、
仕事にプラスして有意義な時間を持つことが出来たなあ。